中部横断自動車道北部区間(長坂-佐久・小諸間)の開通による整備効果について研究成果発表記者会見を開催

2023年7月19日 トピックス

 令和5年7月11日(火)、甲府キャンパスにおいて、本学地域防災・マネジメント研究センターが山梨経済同友会などとの連携事業として取り組んでいる「中部横断自動車道北部区間(長坂-佐久・小諸間)の開通による整備効果」について研究成果発表記者会見を開催しました。
 記者会見では、中村和彦本学学長が「山梨、静岡、長野の3県が一本の自動車道によってつながることにより連携が深まり、より一層の地域発展が期待されます」と述べ、続いて中山栄浩本学工学域長、齊藤成彦本学地域防災・マネジメント研究センター長が挨拶しました。
 その後、武藤慎一本学地域防災・マネジメント研究センター教授が「交通所要時間短縮による物流の改善や観光の活性化に加えて、農業面からの地域の活性化が期待される」と説明し、北部区間(長坂-佐久・小諸間)の開通による経済効果の試算を発表しました。
 研究を担当した本学医工農学総合教育部修士課程1年田村昴さんは、「このような新規道路整備の経済分析に携わることができたことを大変光栄に思います」とコメントしました。
 また、入倉要山梨経済同友会代表幹事、中川正人中部横断自動車道経済懇談会長が今後の展望について述べました。

記者会見資料