修士課程1年の白神翔太さんがヒューマンインタフェース学会第17回学術奨励賞を受賞

2016年3月22日 トピックス

 平成28年3月9日(水)、同志社大学東京オフィス(東京都中央区)で開催されたヒューマンインタフェース学会平成28年度通常総会において、大学院修士課程1年(コンピュータ・メディア工学専攻)の白神翔太さんが第17回学術奨励賞を受賞しました。

 この賞は、前年に開催された同学会主催ヒューマンインタフェースシンポジウムにおいて発表された講演論文の中から、若手研究者(35歳未満)による優れた講演論文に授与されるものです。

 受賞対象となった白神さんの講演論文は、「目視不要なスマートフォン画面上のレイアウト認識および選択手法, ヒューマンインタフェースシンポジウム2015講演論文集, pp. 59-64, 2015」で、本学大学院総合研究部の木下雄一朗准教授、郷健太郎教授との共同研究です。この研究では、スマートフォンの振動と感圧タッチスクリーンに着目し、振動によりレイアウトを認識して加圧によりそれを選択するという一連の手法を提案、スマートフォンの画面目視の割合が減少することが示されました。

 受賞した白神さんは、「この度は名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。今回の受賞を励みに、今後より一層精進していきたいです。」と話しています。