教育学部教育実践創成講座の武末裕子准教授らの研究グループが 「手でみるミレーレリーフ版」を県立美術館へ寄贈!

2022年10月3日 トピックス

 令和4年9月30日(金)、教育学部教育実践創成講座の武末裕子准教授らの研究グループが「手でみるミレー レリーフ版」を山梨県立美術館(※1)に寄贈しました。
 これは、同研究グループが日本学術振興会科研費(※2)の助成を受け、5年の歳月をかけて、イタリア・アンテロス美術館と協力し、視覚に障害を持つ方のため、さらには障害の有無にかかわらず、作品を「見る」だけでなく「触れる」という鑑賞を提供することで、豊かな「みる」を体験いただくために作成したものです。
 当日は、「手でみるミレー レリーフ」の鑑賞研修も開催し、美術館の職員やボランティアなど約10名が参加しました。
 武末准教授は、作成の経緯や概要、海外の視覚に障害のある人のアート作品鑑賞の事例などについて説明し、参加者は、熱心に聞き入っていました。
 レリーフは、県立美術館の「ミレー館」に展示される予定です。(※3)
 是非、「触れる(手でみる)」鑑賞を体験ください。

※1 山梨県立美術館HP
※2 日本学術振興会「科学研究費助成事業」HP
※3 レリーフの解説パネル