修士課程工学専攻電気電子工学コース2年の松永大誠さんが2022年電気学会電子・情報・システム部門大会で優秀論文発表賞を受賞

2022年9月21日 トピックス

 令和4年8月31日(日)~9月3日(土)、広島大学東広島キャンパスで開催された2022年電気学会電子・情報・システム部門大会(電気学会C部門大会)において、修士課程工学専攻電気電子工学コース2年の松永大誠さん(指導教員:佐藤隆英 電気電子工学科 教授、小川覚美 同学科 准教授)が2021年電子・情報・システム部門研究会 優秀論文発表賞を受賞しました。
 同大会は、電子・情報・通信分野の国内最大級の大会であり、前年度(令和3年度)の電気学会の電子・情報・システム部門における全活動の表彰式が開催されます。同賞は電子回路研究会で発表された全92件の論文の中で最も優れた論文に贈られる賞です。
 受賞題目は、「正弦波信号を用いたケーブル長測定装置の開発」で、電気信号を用いてケーブルの長さを測定する新たな方法を提案し、実験的に確認したことが評価されました。
 研究では、製作した測定装置を用いて約20mのケーブル長の測定を行い、ケーブル長に対して0.06%以下の誤差で測定が可能であることを示しました。
 この研究により、観測信号に含まれる雑音の影響を低減し、測定精度の向上を実現しました。
 受賞した松永さんは「この度は、名誉ある賞を頂き大変光栄に思います。今回の研究を支えてくださった株式会社ササキの佐々木啓二社長および技術者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。この受賞を励みに、より一層、研究活動に注力していきたいと思います」とコメントしています。

※受賞者一覧