「A3I:アジア実問題解決駆動AI教育プログラム」のショートプログラムを開催

2022年9月13日 トピックス

 令和4年8月17日(水)~30日(火)に甲府キャンパスおよびオンライン配信にて「A3I:アジア実問題解決駆動AI教育プログラム」のショートプログラムを開催しました。
 このショートプログラムは、文部科学省大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~アジア高等教育共同体形成促進~」採択事業「A3I:アジア実問題解決駆動AI教育プログラム」の一環で、文化交流を目的に行われたものです。今回は、コンソーシアムを組む本学、杭州電子科技大学(中国)、釜慶大学校(韓国)、国立ペルリス大学(マレーシア)の4大学の共催で、各国をオンラインで繋げて英語を共通語に実施されました。
 バーチャルキャンパスツアーや伝統文化・食文化の体験、異文化ディスカッションなど、オンラインながらも各大学から特色のあるプログラムが提供され、参加学生は異文化間能力や英語コミュニケーションスキルを強化することができました。本学のセッションでは、淡路美香氏(禮道古流 五世家元)と、黒澤玲那氏・古屋隆利氏(澤田屋)の2組の外部講師による実践を交えた講義も行われ、参加学生が日本文化に触れる貴重な機会となりました。
 最終日には成果発表会が行われ、10日間の学習の成果を披露するとともに、今回の学びを将来に生かしていく決意表明の場となりました。
 今年度はオンラインにて4大学共同の実施となりましたが、本来であれば、実際に各大学を訪れ、現地の学生と交流するプログラムがそれぞれの大学で実施されます。参加学生たちは、「このプログラムを通じて知り合った友人の大学を実際に訪ねてみたい。実際に会うまで連絡を取り合い、親交を深めたい」と話しており、このプログラムは、大学間の国際交流の促進にも大きく貢献しました。また、「異なる文化背景を持つ人と話す自信がついた」、「自国や他国の文化に関する知識が深まった」などの声があり、様々な学習を支援する幅広い教育効果があったことが窺えました。