山梨県立図書館と共催で「子どもの読書オープンカレッジ」を開催

2022年8月5日 トピックス

 令和4年7月14日(木)、山梨県立図書館において、「子どもの読書オープンカレッジ」を開催し、図書館職員や保育関係者ら43名が受講しました。
 子どもの読書オープンカレッジは、子どもの読書活動を推進するための理論と技術の研修会として、本学と同館が共催で年に5回実施している講座です。
 第2回目の今回は、JPIC読者アドバイザー・絵本専門士の安富ゆかり氏をお招きし、「読み聞かせ・おはなし会を振り返る~見たり、読んだり、聞いたり~」と題してご講演いただきました。
 講演の前半では、読み聞かせをする際に大切なことや絵本の選び方・扱い方の説明があり、「読み聞かせのテンポや声、持ち方などは人それぞれ違ってよい。その絵本がどういうお話なのかをしっかり把握し、読み手が安心して絵本に集中できるよう工夫することが大切」と参加者に語りました。
 講演の後半では、グループごとに分かれてワークショップを行いました。参加者は各自が持参した絵本の読み聞かせをし、感想を伝え合いました。
 講演全体を通して、読み聞かせの役割や参加者自身の読み聞かせを振り返るよい機会となり、実りのある講演会となりました。
 次回は、令和4年10月20日(木)に第3回目となる講座を開催する予定です。詳細については決まり次第お知らせします。皆様のご参加をお待ちしています。

※山梨大学ではSDGsに取り組んでいます。この他の取り組みにつきましては、こちらをご覧ください。