『甲州市「エネルギー及び環境」に関する勉強会』で本学教員が講演

　令和4年7月12日（火）、甲州市役所にて、甲州市議会議員、甲州市環境課職員、甲州市水道課職員を対象とした『甲州市「エネルギー及び環境」に関する勉強会』が開催され、講師として、飯山明裕 水素・燃料電池ナノ材料研究センター長、西田継 国際流域環境研究センター長及び中村高志 同センター准教授が講演しました。
　飯山センター長は、「水素・燃料電池研究の現状及び山梨大学が目指す脱炭素社会」をテーマに講演し、水素・燃料電池の普及状況やカーボンニュートラルの実現のほか、新たな産業の創出に向けた活動を紹介しました。
　西田センター長及び中村准教授は、超少子高齢化社会における新しいライフスタイルとしての水サービスのあり方を、科学技術振興機構「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム」で採択となった研究課題等の活動を交えて説明し、今後、地域住民・自治体・大学の目指すところとして利水・再生・育水の好循環を提案する「山とまちをつなぐ“やまなしウォーターbeing”共創」のアイデアを紹介しました。
　参加者からは、「二酸化炭素排出実質ゼロの達成に向けて取り組んでいるため、大変参考になった」といった感想が寄せられるなど、有意義な勉強会となりました。

※山梨大学ではSDGsに取り組んでいます。この他の取り組みにつきましては、こちらをご覧ください。