高度生殖補助技術センター開所式及びキックオフシンポジウムを開催

2022年6月21日 トピックス

 本学では、令和4年4月に高度生殖補助技術センターを生命環境学域に設置したことに伴い、開所式及びキックオフシンポジウムを開催しました。
 6月15日(水)に甲府キャンパスTC Room T1-11において開催した開所式では、島田眞路学長が「高度な知識と技術を持つ胚培養士を育成するとともに、県内定着に向け、山梨県とともに取り組んでいきたい」と挨拶しました。これを受け、来賓の長崎幸太郎山梨県知事から「県内の不妊治療環境の向上に向け、でき得る限りの支援を行っていきたい」との言葉がありました。その後、長崎知事、小田切三男県子育て支援局長、島田学長、岸上哲士センター長による看板除幕を行いました。
 また、翌16日(木)に甲府キャンパス大村記念ホールにおいて開催したキックオフシンポジウムでは、島田学長の挨拶及び清水理事の趣旨説明の後、岸上センター長が「本センターは、生殖医療に係る豊富なリソースを有する本学だからこそ設置できるものであり、多くの胚培養士を輩出していきたい」と決意を述べました。その後、本学関係者や県内で生殖医療に従事されている笠井剛氏(医師)及び飯窪郁江氏(胚培養士)、並びに日本臨床エンブリオロジスト学会理事長などを歴任された沖津摂氏(胚培養士)による講演を行いました。
 なお、両日ともセンターの内覧会を実施し、多くの見学者やマスメディアが訪れました。

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