国際ブドウ・ワイン科学コンソーシアム(Oenoviti international)2022年大会が行われました
2022年6月10日 トピックス
令和4年5月30日(月)~6月1日(水)、オンラインにおいて、国際ブドウ・ワイン科学コンソーシアム(Oenoviti international)の2022年大会が開催され、本学の学生および教職員を含む300名が参加しました。
同コンソーシアムは、世界的な視野でワイン産業の課題解決に取り組むことを目的として設立され、フランス・ボルドー大学を主幹とし、世界24か国のブドウ・ワイン関係の教育研究機関が加盟する国際的なネットワークです。
大会では、奥田徹 ワイン科学研究センター教授が「日本ワインの品種の特徴」、榎真一 同センター助教が「甲州の遺伝的特性」、石平博 生命環境学域環境科学科教授が「気象データ解析と温暖化への取組み」について、それぞれ紹介しました。
日本ワインの取組みが国際的なセミナーでセッションとして取り上げられるのは初めてで、温暖・湿潤で病害の多い日本の気候でのワイン製造への挑戦は温暖化対策の事例として注目されています。
なお、2023年は本学を中核とした対面での日本大会を予定しています。