橋本岳衆議院 厚生労働委員長との意見交換

2022年5月6日 トピックス

 令和4年5月2日(月)、橋本岳衆議院厚生労働委員長が島田眞路学長を訪問され、意見交換を行いました。
 本学は、新型コロナウイルス感染症対策にいち早く動き出し、橋本委員長の要請を受けて令和2年2月ダイヤモンド・プリンセス号の乗客患者を本学附属病院で受け入れた経緯があり、今回の意見交換が実現しました。
 意見交換では、橋本委員長から、新型コロナウイルス感染症に係る厚生労働省の昨今の取組みについて説明があり、島田学長から、国立大学で初となる大阪府や沖縄県への看護師派遣の取組みや、本学を拠点としたワクチン接種(県内大学等関係者への12万回接種)を通じた地域貢献などについて説明がありました。さらに、本学が独自開発したSHINGENシステム(患者さんが自身のスマートフォンでQRコードを読み取り、自分で発熱などの症状を打ち込むシステム)を全国に拡大すべきと意見を述べられました。これに対して橋本委員長から「逼迫した医療現場にいる医療従事者であれば本システムの必要性は理解できると思われる。医療従事者以外の多くの関係者にも理解いただけるような工夫が必要」との助言をいただきました。
 続いて島田学長から、ロシアによるウクライナへの軍事進攻により、学びの機会を奪われたウクライナの学生に遠隔授業の配信を開始したこと、さらに山梨県に避難してきた学生を医学部で受入れ、住居の提供や修学支援(研修への参加)を開始したことについて説明があり、橋本委員長から「学べる環境を提供することは大学として非常に重要なことであり、素晴らしい取組みである。学生にとっても確かな学びの効果が得られるはず」と、本学への期待を含めたお言葉をいただきました。