「新型コロナウイルス感染症に対する本学の取り組み」を記者会見で発表

2021年10月6日 トピックス

 令和3年10月4日(月)、甲府キャンパスにおいて、本学の新型コロナウイルス感染症への対応について記者会見を開催し、本学で取り組んだ職域接種の状況や医療強化型宿泊療養施設について報告をしました。
 会見では、これまでに他大学や企業への職域接種と大規模接種を合わせて約8万8000回以上の接種を終え、また、本学学生の89.5%がワクチン接種を受けたことにより後期から対面授業を再開したと発表しました。
 医療強化型宿泊施設では「抗体カクテル療法」を実施し、軽症や中等症患者の回復に有効な治療であったと報告したほか、宿泊療養から退所後のケアとしては、医療従事者らが患者の健康状態を一元管理できるシステム『SHINGEN(Smart Health INformation Gathering & Evaluation Network)』を開発したことで、医療スタッフ同士で患者情報を即座に共有する事が可能となったと説明しました。
 島田眞路学長は会見で、「都内では自宅療養者が自宅で死亡するという痛ましい状況が発生した。そうした状況を起こさないよう医療強化型宿泊療養施設を迅速に開設し、自宅療養中も医師や看護師のケアが入るよう対応した」と述べました。
 本学では今後も、新型コロナウイルス感染症対策に全力を注いでまいります。