修士課程工学専攻電気電子工学コース2年の浅川詩織さんが超音波研究会で学生研究奨励賞を受賞

　令和2年10月6日（火）、大学院修士課程工学専攻電気電子工学コース2年の浅川詩織さん（指導教員：垣尾省司教授）が超音波研究会において、学生研究奨励賞を受賞しました。
　同賞は、電子情報通信学会・日本音響学会・超音波研究会において、口頭発表した学生の中から、優れた論文および口頭発表をした学生に対して贈られるものです。
　受賞テーマは「LiTaO3/水晶接合構造上のリーキーSAW共振特性の周波数依存性」で、5G通信システムへの適用が期待される高性能な異種材料接合構造による弾性表面波(SAW)共振子について、共振特性の周波数依存性を実験的に明らかにした研究成果を報告したものです。
　受賞した浅川さんは、「自身の研究を奨励賞という形で評価していただき大変嬉しく思います。昨今のコロナ禍で思うように研究が進められない中、ご指導、ご協力いただいた垣尾教授をはじめ、研究室の皆様に心より感謝申し上げます。今後も、この分野の発展に貢献して参りたいと思います」と述べています。