博士課程工学専攻環境社会システム学コース2年の秋葉祐里さんが日本物理学会第75回年次大会(2020年)学生優秀発表賞 領域11を受賞

2020年6月25日 トピックス

 令和2年5月22日(金)、博士課程工学専攻環境社会システム学コース2年(生命環境学部環境科学科卒)の秋葉祐里さん(指導教員:島弘幸 生命環境学部教授)が日本物理学会第75回年次大会(2020年)学生優秀発表賞 領域11を受賞しました。同賞は、日本物理学会の活性化に貢献しうる優秀な若手研究者に対して贈られるものです。
 受賞テーマは「冷却速度は火成岩の亀裂形状に関係するのか?」です。火成岩は、マグマが冷え固まってできる岩石ですが、その中でも「柱状節理」と呼ばれる角柱構造を示すものが存在します。この柱状節理に関して、冷却速度や岩石の化学組成といった条件に依らない普遍的な性質があることを示唆する研究成果を報告しています。
 受賞した秋葉さんは、「光栄な賞をいただき、大変嬉しく思います。ご指導、ご協力を頂いた先生方、研究室の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、より一層精進してまいります。」と話しています。