情報セキュリティスキルアップ研修会を開催

　令和元年11月15日（金）、甲府キャンパスにおいて（医学部キャンパス同時中継）、情報セキュリティスキルアップ研修会を開催しました。
　本学では昨今のサイバー攻撃などのインシデントに対応するため、情報セキュリティポリシー及びそれに付随する内規、基準等の整備を行っており、令和元年9月27日には「国立大学法人山梨大学サイバーセキュリティ対策等基本計画」を制定し、情報システム運用リスク管理基準を整備し、それに基づきリスク評価の実施を予定しています。
　研修会では、袖山禎之 理事・副学長による開会挨拶の後、講師としてNEC サイバーセキュリティ戦略本部の伊藤大輔 氏をお招きし、「動向と事例から学ぶ いま現場で考えるべきサイバーセキュリティ」と題し、ご講演をいただきました。
　伊藤氏は、近年のサイバーセキュリティ動向を実際に起こった事例を基に説明、また教育機関におけるインシデントに焦点を当て、私たちの身近に起こりうるサイバー攻撃の危険性についての注意喚起を行うとともに、「日々変化する情報セキュリティの脅威に対し、最も大切なことは情報を扱う人々の意識を高めることである。日ごろから教育・訓練を実施し、組織としての対応をしっかりと行う必要がある」と述べました。