中部横断自動車道(新清水-増穂間)開通による整備効果分析について共同記者会見を開催

2019年11月14日 トピックス

 令和元年10月8日(金)、甲府キャンパスにおいて、本学地域防災・マネジメント研究センターが山梨経済同友会との連携事業として取り組んでいる、「中部横断自動車道開通による整備効果分析(令和元年度事業)」についての成果発表記者会見を行いました。
 鈴木猛康 本学地域防災・マネジメント研究センター長、安谷覚 国土交通省甲府河川国道事務所長による挨拶、入倉要 山梨経済同友会代表幹事の事業説明ののち、武藤慎一 本学地域防災・マネジメント研究センター准教授が2020年に開通が予定されている中部横断自動車道(山梨-静岡間)について、開通に伴う県内への経済効果は年間135億円に上るとの試算を発表しました。
 武藤准教授は「移動時間の短縮により、産業・観光など広範囲への経済効果が期待できる」とするとともに、「今後は時間所得はもちろんのこと、付加価値を増加させていく必要がある」と経済同友会や行政との連携の必要性を指摘しました。また入倉代表幹事は「中部横断自動車道の開通はリニア開通にも匹敵しうる経済効果がある。県内の経済効果を高めるため、様々な手を打っていきたい」と述べました。