会計検査院の平成30年度決算検査報告において、本学財務諸表が不適正と指摘を受けたことについて

2019年11月8日 お知らせ

 この度、会計検査院平成30年度決算検査報告において、「固定資産の減損額に係る会計処理に当たり、適正な科目に減損額が計上されていなかったことから、財務諸表の表示が不適正」との指摘を受けました。

 この指摘の原因及び経過は以下によるものです。

 平成27年12月の医学部附属病院の新病棟運用開始に伴い、一部を除く旧東病棟を使用しないこととなったことから、平成27事業年度決算において、これによる固定資産の減損額約4億6千万円を資本剰余金の控除項目(損益外減損損失累計額)として損益外処理しました。

 しかしながら平成30年度の会計検査院実地検査における指摘により、改めて会計基準を確認したところ、本件については損益内の臨時損失として扱うべきではないかとの疑念が生じたため、会計監査人及び文部科学省とも協議の上、会計検査院の指摘どおり、平成30事業年度決算において財務諸表の損益計算書の臨時損失として過年度修正処理を行い、令和元年8月30日付で文部科学大臣の承認を受けたところです。

 平成27事業年度から平成30事業年度に修正を行うまでの間、適正な財務諸表を公表できておらず、本学の財務状況にかかる誤った情報を発信していたことにつきましてお詫び申し上げます。

 今後は、本件のようなミスが発生しないよう、会計監査人主催の研修会等に職員を参加させるなどし、会計基準の理解促進に努めるとともに、会計監査人とも更に密な連携を取りながら、適正な財務諸表の作成に努めてまいります。

令和元年11月8日    
国立大学法人山梨大学長
島田 眞路