令和元年度第3回教養教育センター講座「異文化交流とちりめん本」開催について

2019年10月25日 イベント

 本学教養教育センターでは、様々なものごとに触れることによって視野を広げ、さらにはグローバルな世界で活躍を目指すきっかけになるよう、学生に向けた多くのイベントを開催しています。
 今回は下記の通り、講演会を開催します。参加無料、申込不要です。本学学生以外の方もどなたでもご参加いただけますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

【日 時】
令和元年10月31日(木)13:10~14:40
【場 所】
甲府キャンパス 大村智記念学術館大村記念ホール
【演 題】
「異文化交流とちりめん本」
【講 師】
大塚奈奈絵 元国立国会図書館司書監
〇講師紹介…
 国立国会図書館において資料提供部図書課長、同雑誌課長、収集書誌部主任司書、総務部司書監としてキャリアを積み、現在も日本図書館協会の役員を務める。
日大学の市民講座、各地のちりめん本展示会における講演に加え、ちりめん本とその先駆者である長谷川武次郎に関する著作の執筆に取り組む傍ら、2012年から東洋大学文学部、2016年から千葉大学文学部で、非常勤講師として大学教育にも携わる。
【内 容】
 国立国会図書館で多くの本と資料に触れ、日本文化と異文化、その交流について学び、教えてこられた大塚奈奈絵 先生が、図書館の仕事やちりめん本による日本文化の発信などについて講演します。また、「令和」にあらためて話題になった万葉集の詩歌を異国に伝える貴重な初版本など、めったに見ることのできない資料なども見せてくださる予定です。
〇ちりめん本とは…
 明治中期に長谷川武次郎が考案した、和紙に特殊な加工でしわを作り、ちりめんのような手触りを持たせ、和綴じにした本。日本の風俗、伝統を欧米に伝える目的で作成されたもので、「桃太郎」といった昔話が題材として取り上げられており、英語・ドイツ語・フランス語など様々な言語で書かれています。
【参加費】
無料 
【お問い合わせ先】
教務企画課教務支援室共通科目グループ(TEL:055-220-8731)

※駐車場が限られていますので、お越しの際には公共交通機関をご利用ください。