寺田英嗣 工学部教授及び島弘幸 生命環境学部准教授が山梨科学アカデミー賞・奨励賞を受賞

2019年5月30日 トピックス

 令和元年5月27日(月)、甲府キャンパスにおいて、公益社団法人山梨科学アカデミー交流大会が開催され、名誉会長を務める大村智 本学特別栄誉博士をはじめ、アカデミー会員、企業・団体関係者などが出席しました。
 山梨科学アカデミーは、山梨県の科学技術の振興及び人材の育成を図ることを目的として平成7年に設立されたものです。
 大会の冒頭、第24回山梨科学アカデミー賞・奨励賞授与式が行われ、本学からは寺田英嗣 工学部教授がアカデミー賞を、島弘幸 生命環境学部准教授が奨励賞を受賞しました。

【受賞題目】
・寺田教授
「数学的解析手法に基づくノンバックラッシ運動伝達機構及びロボット制御手法の開発」
・島准教授
「竹の形態に学ぶ新しい構造設計概念の創出」

 授与式後、寺田教授、島准教授が同題目をテーマに受賞講演を行い、出席者から活発な質疑が交わされました。
 最後に、日本語研究の第一人者であり、現在、政策研究大学院大学客員教授を務める金田一秀穂 山梨県立図書館長が「ことばの科学」と題した特別講演を行い、出席者への問いかけを交えながら、「大学で教えるべき科学とは、知らないことを学ぶことではなく、“考える”ということ。考えることの面白さ、楽しさに目覚めてほしい」と述べました。

公益社団法人山梨科学アカデミーHP