大学院修士課程工学専攻2年の高木純平さんが情報処理学会学生奨励賞を受賞

2019年3月27日 トピックス

 2019年3月14日(木)~16日(土)、福岡大学七隈キャンパス(福岡県福岡市)で開催された、国内最大の情報系学会である(一社)情報処理学会第81回全国大会において、大学院修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース2年の高木純平さん(指導教員:服部元信 工学部准教授)が学生奨励賞を受賞しました。

 この賞は、同大会において優秀な研究発表をした学生に対して贈られるものです。

 高木さんの受賞題目は「DNNの自己蒸留における学習時間の短縮」(共著:服部准教授)で、近年、深層学習の分野で注目されている「知識の蒸留」に、自己蒸留という新しい仕組みを導入し、従来よりも効率的に高性能なニューラルネットワークの学習が行えることを明らかにしました。本手法の有効性に加え、分かりやすい発表と質疑応答が総合的に評価され、受賞となりました。

 受賞した高木さんは「賞を頂けたことを大変嬉しく思います。日頃ご指導を頂いている先生方やご協力いただいている研究室の皆さまに心より感謝します」と述べています。

 (一社)情報処理学会第81回全国大会