【特集】地域活性化を目指し、生命環境学部学生らが人気アニメ「ゆるキャン△」県内イベントの企画・運営に参画
本学生命環境学部学生8名が、平成30年11月3日(土)に山梨県身延町で開催された人気アニメ“ゆるキャン△”イベント「本栖高校学園祭 秘密結社ブランケット音楽祭」の企画・運営に参画しました。
「ゆるキャン△(©あfろ・芳文社/野外活動サークル)」は、「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)で連載中のアウトドア系漫画で、山梨県を舞台に女子高生たちがキャンプをしたり日常生活を送る様子をゆるやかに描いた人気作品です。原作者「あfろ」自らのアウトドア体験や取材を元に描かれたキャンプノウハウや山梨の自然の美しさが話題となり、ファン層を拡げ続けており、現在ではTV各局や配信サイト等で放映されています。
また、県や(公社)やまなし観光推進機構、地元・身延町や同町五条が丘地区を中心に有志が連携し、地域一体となってアニメを活用したまちおこしが行われています。
今回のイベントに関し、同学部地域社会システム学科観光政策科学特別コースの田中 敦 教授のゼミ生らは企画段階から参画し、身延町での実行委員会議で自ら考えたアイディアを紹介した他、県庁での会議で地域活性化や経済波及効果に関する調査企画に加わるなど、本学での講義やゼミ活動での経験を活かしながら、各方面で主導的な役割を果たしました。
イベント前日、会場となったアニメのモデル地・旧下部中学校に来た学生たちは、展示会場である廃校となった校舎で、受付設営やイラストや活動記録を載せたポスターを展示する準備に奔走しました。
そして、全国各地から約600名のファンが集結したイベント当日。ゆるキャン△の主人公たちが通う架空の高校「本栖高校」(=旧下部中学校跡地)のグラウンドで、アニメのテーマ曲を歌う歌手やバンドによるライブが盛り上がる一方、音楽祭が始まるまでの時間には、学生たちが実行委員会議で自ら企画・提案したアトラクション「ちくわを探せ!」が開催されました。これはアニメの登場するペット犬「ちくわ」に関するキーワードを場内各所に配置し、全て集めて文章を完成させると特製ステッカーがもらえる企画で、参加者は会場を周りながら、隠されたキーワードを探していました。
また、本イベント参加者に対しアンケートを募り、地域活性化や経済波及効果に関する調査を行いました。同研究室と山梨中銀経営コンサルティング株式会社が共同で実施した本調査は、双方の教育研究活動に活用され、結果を年内にリリースする予定です。