平成30年度第1回「やまなし地方創生会議」を開催

2018年7月2日 トピックス

 平成30年6月27日(水)、ベルクラシック甲府において、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)平成30年度第1回「やまなし地方創生会議」を開催しました。

 この会議は、平成27年9月に採択された文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の「オールやまなし11+1大学と地域の協働による未来創生の推進」を協議する場として、県内大学・自治体・企業団体等で組織されています。

 本事業では、若者に魅力ある就職先を地域で創出・開拓し、実践的な地域指向型人材を育成することで学卒者の地元定着を促進するための様々な取組を展開しています。

 会議に先立ち、本事業の教育プログラムにおける初の修了生(26名)の代表3名に対し、本事業責任大学である本学の島田眞路学長が修了証書を授与しました。

 会議では、島田学長による開会挨拶の後、平成29年度の事業実績として、事業協働機関へのインターンシップ参加者数、寄附講座数、雇用創出数(創業又は部門新設した企業等へ就職した学生数)が順調に増加していることなどが報告されました。

 また、企業と学生が協働で課題に取り組む「Miraiプロジェクト」の拡充、企業等に1日訪問して会社見学や社員との対話を行う「OneDayフューチャーサーチ」の新設、地元定着に向けたキャリア教育の充実等を盛り込んだ平成30年度事業計画が説明されました。

 この他、県内首長から各自治体での取組事例について紹介があり、今後の事業展開に期待する声が上がるなど、各機関同士の連携のあり方や事業評価について活発な意見交換が行われました。