演奏会「ルネサンス 驚きの立体音響-サンマルコ大聖堂の音楽-」を開催

2016年1月5日 トピックス

 平成27年12月18日(金)、本学芸術文化推進委員会が地域貢献とアートマネジメント人材育成を目的として行っている「山梨大学芸術文化推進事業」の一環として、演奏会「ルネサンス 驚きの立体音響-サンマルコ大聖堂の音楽-」を開催しました。

 山梨県立の音楽堂「コラニー文化ホール」の中央コンコースをイタリア・ベネツィアにあるサン・マルコ大聖堂に見立て、400年前のルネサンス時代に演奏されていた音楽を当時の編成で再現しました。

  演奏会では、本学教育人間科学部 大内邦靖准教授が指揮を、片野耕喜教授がテノール独唱を務め、東京からお招きした第一線でご活躍の古楽奏者の方々と本学の教員・学生がコラボして、複合唱 様式と呼ばれる生サラウンド音響の演奏を実現しました。1・2階各左右スロープに演奏群を配して、上下左右から壮麗な響きを奏で、会場の観客を包み込みま した。

【演奏曲目】

  • ビアージョ・マリーニ作曲
    「カンツォン 第8番」
  • ジョヴァンニ・ガブリエーリ作曲
    「今日キリストはお生まれになった」
  • ジョヴァンニ・ガブリエーリ作曲
    「8声のマニフィカト」
  • クラウディオ・モンテヴェルディ作曲
    「聖母マリアの夕べの祈り」より「アヴェ・マリス・ステラ」

【演奏者】

コルネット:濱田芳通、細川大介
サクバット:三宅伸哉、村田厚生、巻島俊明、大内邦靖
ガンバ:石川かおり
オルガン:平山夏美
ソプラノ:久保田潤子、川口聖加
アルト:曽根嘉江子、梶原春菜
テノール:及川 豊、片野耕喜
バス:石井 賢、渡辺 求
合唱:甲府コレギウム・アウレウム、本学アカデミー・クワイヤー
指揮:大内邦靖