山梨大学COCセミナー「農業の6次産業化~地域と協働する山梨大学~」を開催

2015年11月27日 トピックス

 平成27年11月13日(金)、山梨県立図書館において、「農業の6次産業化~地域と協働する山梨大学~」をテーマに、山梨大学COCセミナーを開催しました。セミナーには自治体や金融機関の職員、農業生産者など、約90名の参加がありました。

 話題提供となる講演では、支援機関の立場から、山梨県中小企業団体中央会地域開発課長の古屋 浩昭氏、農業法人の立場から、ペイザナ農事組合法人代表理事 小山田 幸紀氏、支援プランナーの立場から、kanaeフードビジネス研究所代表 芦澤香苗氏が、農業の6次産業化への取組みの現状、支援策、課題などを実例を交えて講演しました。

 続いてのシンポジウムでは、柳田藤寿教授(本学生命環境学域)をコーディネータとし、古屋氏、小山田氏、芦沢氏に加え、ピーチ専科ヤマシタ代表 山下 一公氏の4名がシンポジストとなり、農業の6次産業化への期待、可能性、今後の展望などについて活発に意見を述べ合いました。また、参加者からも多くの意見や質問が発せられました。

 さらに、参加者アンケートでは、約9割の方が「農業の6次産業化、地域の活性化に関心を持った」との結果となりました。