望月和樹 生命環境学部教授及び植田郁生 工学部助教が山梨科学アカデミー奨励賞を受賞

2018年5月30日 トピックス

 平成30年5月28日(月)、ベルクラシック甲府において、公益社団法人山梨科学アカデミー交流大会が開催され、アカデミー会員、企業・団体関係者などが出席しました。

 山梨科学アカデミーは、山梨県の科学技術の振興及び人材の育成を図ることを目的として平成7年に設立され、大村 智 本学特別栄誉博士が名誉会長を務めています。

 大会の冒頭、第23回山梨科学アカデミー賞・奨励賞授与式が行われ、本学からは望月和樹 生命環境学部教授及び植田郁生 工学部助教が奨励賞を受賞しました。

【受賞題目】
・望月教授「エピジェネティックスを介した代謝疾患発症機構と食品因子の役割」
・植田助教「揮発性有機化合物捕集デバイスの開発」

 引き続き、望月教授が同題目をテーマに、また第20回同奨励賞を受賞した兼本大輔 工学部助教が「超低消費電力・超高精度変換を両立するA/D変換LSIに関する研究」と題した受賞講演を行い、出席者から活発な質疑が交わされました。

 最後に、熊倉功夫MIHO MUSEUM館長が「ユネスコの無形文化遺産に登録された和食の心とかたち」と題した特別講演を行いました。日本文化史・茶道史を専門とする歴史学者であり、農林水産省「日本食文化の世界無形遺産登録に向けた検討会」会長として、「和食―日本の伝統的な食文化―」の登録に尽力された熊倉館長は、その登録の経緯をはじめ、和食の歴史・精神・社会的役割について述べました。

 公益社団法人山梨科学アカデミーHP