博士課程2年の西山博通さんが「第37回表面科学学術講演会 講演奨励賞」を受賞

2018年5月23日 トピックス

 平成30年5月13日(日)、早稲田大学国際会議場(東京都新宿区)で(公社)日本表面真空学会総会が開催され、大学院博士課程 機能材料システム工学専攻2年の西山 博通さんが、「第37回表面科学学術講演会 講演奨励賞(スチューデント部門)」を受賞しました。

 この賞は、平成29年8月17日(木)~8月19日(土)に開催された同学術講演大会において、優秀な講演論文を発表した会員に贈られるものです。

 受賞題目は「コヒーレントアンチストークスラマン分光法による燃料電池動作中の電解質膜内水分解析」で、固体高分子形燃料電池の電解質膜内部における水の分布をこれまでにない高い空間・時間分解能で測定したものです。受賞では、学術的な価値の高さ、産業への直接的な寄与の大きさ、質疑応答の的確さが評価されました。

 西山さんは「たいへん光栄に思います。この賞を励みに、今後一層研究に取り組んでいきます。ご指導いただきました犬飼 潤治 クリーンエネルギー研究センター教授や飯山 明裕 燃料電池ナノ材料研究センター長をはじめ、研究室の皆様に心から感謝申し上げます」と話しています。

 日本表面真空学会HP