博士課程1年の白神翔太さんらがKEER2018 国際会議でBest Paper Awardを受賞

2018年4月23日 トピックス

 平成30年3月19日(月)〜22日(木)にマレーシア・クチンで開催された感性工学の国際会議「7th International Conference on Kansei Engineering & Emotion Research (KEER 2018)」において、大学院博士課程人間環境医工学専攻1年(当時)の白神翔太さん(指導教員:木下雄一朗 工学部准教授)らの論文がBest Paper Awardを受賞しました。

 この賞は、同国際会議で発表された論文の中から優れた論文に対して授与されるもので、今回は151件の論文の中から、10件が受賞しました。

 受賞した論文は「Construction of Impression Estimation Models for the Design of Smartphone Vibration Feedback」(共著:木下准教授、修士課程工学専攻1年(当時)の戸塚敬さん、郷 健太郎工学部教授)で、スマートフォンにおける多様な振動フィードバックパターンがユーザに与える印象を調査し、印象を決定する物理的特徴量を検討しました。また、その特徴量から構築されるユーザの印象を推定するモデルを検証し、振動パターンがユーザに与える印象を高い精度で推定可能であることを示しました。

 受賞した白神さんは「大変嬉しく思います。ご指導いただいた木下准教授および郷教授、共同研究者である戸塚さんをはじめ、支えて下さった方々に感謝します。今回の受賞を励みに、今後も頑張ります」とコメントしています。