平成29年度第2回全学教育FD研修会「発達障がいのあるならびにその可能性のある学生に対する理解と支援」を開催

2017年12月6日 トピックス

 平成29年11月24日(金)、甲府キャンパスにおいて(医学部キャンパス同時中継)、平成29年度第2回全学教育FD研修会を開催しました。

 研修会では、堀 哲夫 理事・副学長による開会挨拶、小畑文也 障がい学生修学支援室長による支援室の活動報告の後、岡崎慎治 筑波大学准教授より「発達障がいのあるならびにその可能性のある学生に対する理解と支援」と題してご講演いただきました。

 同大で発達障がい学生支援プロジェクト専門アドバイザーを務める岡崎准教授は、限局性学習症、注意欠陥・多動症、自閉スペクトラム症などの特性のある学生に対する支援の方向性や具体的な配慮事例を踏まえ、支援には個々の学生の特性に対応した判断が必要となり、学生に応じた話し合いの進め方や情報共有が求められることを述べました。

 講演後、活発な質疑応答が交わされるなど、障がいのある学生へ適切に対応するための理解・啓発や支援体制構築などを進めていく中で有意義な研修となりました。