古川富二男 東京国税局調査第四部長が「くらしを支える税」について講演

2017年11月13日 トピックス

 平成29年11月8日(水)、甲府キャンパスにおいて、「第3回教養教育センター講座」を開催しました。今回は、古川富二男 東京国税局調査第四部長をお招きし、「くらしを支える税」と題してご講演いただき、学生・教職員等が聴講しました。

 国税庁は毎年11月11~17日の期間を「税を考える週間」としており、今回は税に対する理解や納税意識の向上に向けた活動の一環として、本学で講演会が開催されました。

 古川部長は、「税は社会の会費」と例え、租税負担と給付の関係を一人ひとりが考えることが大切とした上で、税の役割や税制の現状を述べ、人々の生活に必要な公共サービスや社会資本などに使われる税を適正・公平に徴収している国税局や税務署の業務を説明しました。特に、国産ワイン産地である山梨県にちなみ、酒類指導官・鑑定官室の業務を映像を交えながら分かりやすく解説しました。

 また、e-Taxを利用した所得税申告やマイナンバー制度など納税者サービスの向上に向けた取組を紹介し、学生のアルバイト給与を例に確定申告に関わる計算を実践しました。

聴講した学生からは「新たに学ぶことが多い講演だった」「身近な税について学んだことを今後役立てていきたい」などの感想が多く聞かれ、有意義な講演会となりました。