工学部コンピュータ理工学科の研究グループによる論文が「IEEE GCCE 2017」で論文賞を受賞

2017年11月9日 トピックス

 平成29年10月24日(火)~27日(金)、愛知県産業労働センター・ウインクあいち(愛知県名古屋市)で開催された、電気・電子工学分野の世界最大規模の学会であるIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)主催「The 6th IEEE Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2017) 」において、工学部コンピュータ理工学科の研究グループによる発表論文が、「3rd Prize, IEEE GCCE 2017 Excellent Paper Award」を受賞しました。

 論文題目は「周波数成分への分解によるニューラルネットワークに基づくマイクロホンアレイシステムの広帯域化」で、井関晃広さん(卒業生)が修士論文において開発したシステムを、秋鹿勇祐さん(卒業生)が卒業論文において発展させた成果をまとめたものです。22カ国・461編の論文中第3位となりました。

 当時指導教員であった小澤賢司教授・森勢将雅准教授・木下雄一朗准教授は、「周波数成分への分解による広帯域化という、一見すると矛盾した考えを組み合わせることで高い性能を引き出したことが注目を集めたと思われます」とコメントしています。

 なお,小澤教授・森勢准教授は昨年度開催「GCCE 2016」に続き論文賞を連続受賞しており、同学科の教育・研究水準の高さが証明されました。

 IEEE GCCE 2017ホームページ