北村一義医学部助教が第121回日本眼科学会総会学術展示優秀賞を受賞

2017年11月1日 トピックス

 平成29年10月12日(木)~15日(日)、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて、(公財)日本眼科学会主催の「第71回日本臨床眼科学会」が開催され、北村一義医学部助教(眼科学講座)が「第121回日本眼科学会総会学術展示優秀賞」の表彰を受け、受賞講演を行いました。
 本賞は、優秀なポスター発表を行った研究者に授与されるもので、今回は平成29年4月の同総会で行われた発表の中から、10名の研究者が選ばれました。
 受賞テーマは「眼科住民検診受診者における周辺前房深度の11年間の変化」で、緑内障の中でも失明リスクが高く、早期発見が難しい疾患である閉塞隅角緑内障にスポットを当て、健常者を対象に11年間の発症リスクについて報告を行いました。これほど長期間にわたる大規模報告は国内外でも極めて少なく、その画期的な内容が評価されました。
 受賞した北村助教は、「今回このような賞をいただき、大変光栄に存じます。飯島裕幸教授(眼科科長)、柏木賢治准教授(同副科長)をはじめ、ご指導いただいた先生方に心から感謝申し上げます。今後とも緑内障診療の発展のため尽力する所存です」と述べています。

・山梨大学医学部眼科学講座HP ・受賞者一覧(公益財団法人日本眼科学会HP)