学長挨拶

山梨大学を目指す受験生の皆さんへ

学長 島田 眞路 山梨大学のルーツは、1796年に設立された江戸幕府の学問所「徽典館(きてんかん)」にあります。私たちは、200年以上に亘る「知」の伝統を脈々と受け継ぎ、一人ひとりが満足できる学びの場を社会へ提供するため、努力を重ねてきました。

 最近では、本学卒業生である大村智博士が、ノーベル医学・生理学賞の栄誉に輝きました。世界中で病気に苦しんでいた人々を救った大村博士に続くような、次世代の研究者や各分野で活躍するリーダーを、ぜひ育てたいと思います。

 本学は、都心から2時間のアクセスながらも、南方に世界文化遺産の富士山、北方に八ヶ岳、西方に南アルプス連峰を望む、風光明媚な場所です。日本一長い日照時間や豊富な水資源など、自然豊かな落ち着いた環境で学習・研究に打ち込めます。

 本学が誇る研究には、山梨県の特産品である「ワイン」、武田信玄公の治水文化に起因する「水管理」、水素エネルギー時代を牽引する「クリーンエネルギー」「燃料電池」、世界トップレベルを自負する「発生工学」「先端脳科学」「医療機器開発」など、個性的で異彩を放つ研究が多く揃っています。また、医学部附属病院は、あらゆる意味で世界最高レベルの医療を行っています。

 地方の国立大学として、地域の自然・歴史・文化に触れ、地域社会と緊密に連携してニーズをいち早く反映し、特色ある教育を行うことで、地域の要請に応えることができ、世界を舞台に活躍できる社会の中核となる人材を育成することが、私に課せられた使命だと確信しています。

 私は、学生をはじめ、本学に関わる全ての皆さんとのコミュニケーションを大切にしています。皆さんの声を真摯に受け止め、大学運営に活かし、大学としての社会的責任を果たします。

 皆さんには、この場所で大いに学んで自らの可能性を広げ、大きく羽ばたいていただきたいと願っています。

国立大学法人山梨大学
学長 島田 眞路