阿部壮志工学部助教が2016年度日本機械学会奨励賞(研究)を受賞

2017年5月8日 トピックス

 平成29年4月20日(木)、明治記念館(東京都港区)で行われた日本機械学会2016年度定時社員総会において阿部壮志工学部助教が「日本機械学会奨励賞(研究)」を受賞しました。

 日本機械学会は120年の歴史を誇る学術団体で、この賞は機械工学や産業社会に寄与する研究業績を発表した新進気鋭の若手会員を表彰するものです。研究の独創性や発展性、社会への貢献度といった項目で評価され、毎年約20名の研究者が表彰されています。

 受賞テーマは「ワイヤ+アーク放電によるアディティブ・マニュファクチャリングの研究」で、溶接技術を応用して、溶融した金属の薄い層を積み上げて立体物を造形する、金属3Dプリンターの発展に寄与しています。この技術の実用化により、大型金属製品や金型の迅速な直接造形を可能にすることが期待されます。

 受賞した阿部助教は、「このような賞を賜り、大変光栄に存じます。これまでご指導頂いた先生方、共同で研究した方々、ならびに研究をご支援頂いた関係者各位に心より御礼申し上げます」とコメントしています。

  日本機械学会ホームページ
 2016 年度日本機械学会賞・優秀製品賞