大学院修士課程2年の田中裕大さんが日本原子力学会関東・甲越支部奨励賞を受賞

2017年4月13日 トピックス

 平成29年3月10日(金)、芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区)で開催された「日本原子力学会関東・甲越支部 第10回学生研究発表会」で、大学院修士課程2年(機械工学コース)の田中裕大さん(指導教員:武田哲明教授)が奨励賞を受賞しました。

 この賞は、原子力分野を研究している同支部所属学生の発表の中から、内容・発表技術・論理展開・資料等を総合的に審査し、優れた学生に対し授与されるものです。

 受賞テーマは「ヘリウムガス注入による自然循環流制御技術に関する研究」です。次世代原子炉の一つである「超高温ガス炉」について、減圧事故時にヘリウムガスを圧力容器内に微少量注入することで、空気の自然循環流発生による原子炉内への空気浸入を防止する方法を調査したもので、武田教授との共同研究です。

 受賞した田中さんは、「8大学48名が参加した研究発表会において、奨励賞を受賞することができ大変光栄です。これを機に更なる研究活動に注力して参ります」と話しています。

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