医学部臨床検査医学講座の井上克枝教授がソロプチミスト日本財団女性研究者賞を受賞

2016年12月12日 トピックス

 医学部臨床検査医学講座の井上克枝教授が、公益財団法人ソロプチミスト日本財団の平成28年女性研究者賞を受賞し、平成28年11月8日(火)に宮崎県宮崎市において表彰式が行われました。

 この賞は、各ソロプチミスト支部より推薦された個人の中から全国で1名のみに贈られるもので、将来性のある研究をしている有能な女性に対し、さらなる躍進への足掛かりとなる機会を与えることを目的としています。
 井上教授は国際ソロプチミスト山梨の菅沼英子会長より推薦を受けました。

 井上教授は、血小板上のタンパク「CLEC-2」を発見し、その機能を弱める抗CLEC-2薬を作り、がんの転移や心筋梗塞、脳梗塞などを予防する方法を研究しています。

 受賞した井上教授は、「今回このような賞をいただき、大変光栄です。今後とも研究を進め、薬の実用化を目指してまいります。」と述べています。

公益財団法人ソロプチミスト日本財団ホームページ(平成28年度受賞者)