修士課程1年の町田進之介さんが日本分析化学会第65年会において「RSC Analyst賞」を受賞

2016年10月24日 トピックス

 平成28年9月14日(水)から15日(木)、北海道大学(北海道札幌市)で開催された「日本分析化学会第65年会」において、大学院修士課程1年(応用化学専攻)の町田進之介さん(指導教員:桑原哲夫准教授)が、イギリス化学会(RSC)から若手ポスター賞の「RSC Analyst賞」に選ばれました。

 この賞は、ポスターの完成度の高さ、プレゼンテーションの明瞭さ、質疑応答の的確さ等を選考基準に評価されるもので、217件の発表中、9名の若手研究者が受賞しました。

 受賞テーマは「アザクラウン‐ピリジニウム共役系化合物の電荷移動吸収とイオンセンシング」で、選択的イオン認識と色変化を実現するイオン指示薬の開発の成功と、その色変化とイオン認識の発現機構解明に関する発表を行いました。

 受賞した町田さんは、「本学会は昨年、川久保 進教授(本学工学部応用化学科)が実行委員長を務められ、山梨大学で開催された学会で、私は学生アルバイトとして参加しました。そのような学会で今回、このような素晴らしい賞を頂き光栄です。分析化学会の関係者の皆様、ご指導頂いた先生や先輩の佐竹良太さん、そして、共に研究に取り組んだ研究室のみんなに感謝し、今後もより一層研究に励みたいと思います」と述べました。

日本分析化学会第65年会ホームページ