英米文学翻訳家・木村政則氏がイギリス文学と翻訳について講演

2016年10月20日 トピックス

 平成28年10月14日(金)、甲府キャンパスにおいて、平成28年度第2回教養教育センター講座講演会を開催しました。今回は、英米文学翻訳家の木村政則氏より「British Fiction Rocks!―翻訳の面白さ、英文学の面白さを語る」と題してご講演いただきました。

 イギリス・エディンバラ出身の現代作家ミュリエル・スパーク著小説など数多くの翻訳出版が好評を博し、各紙書評で称賛を得ている木村氏は、自らが英文学と出逢うきっかけとなった作家・作品、翻訳作業の苦労や様々な工夫を経て小説ファンを増やしたことなどを、個性的で軽妙なトークで分かりやすくお話しいただきました。

 参加者はメモを取りながら熱心に聞き入り、「次回作の話をもっと聞きたい」という要望が寄せられるなど、大変興味深い講演会となりました。