大学院博士課程3年の石黒修平さんが「HEFAT2016」にて「OUTSTANDING PAPER AWARD」を受賞

2016年9月30日 トピックス

 平成28年7月11日(月)~13日(水)、スペイン・マラガで開催された「Heat Transfer, Fluid Mechanics and Thermodynamics (HEFAT2016)」(伝熱、流体工学及び熱力学の国際会議)で、大学院博士課程3年(機能情報システム工学専攻)の石黒修平さん、指導教員の武田哲明 工学部教授、舩谷俊平 同助教、一宮浩市 名誉教授が「OUTSTANDING PAPER AWARD」(再生可能エネルギーに関するセッションでの優秀論文賞)を受賞しました。

 受賞論文の題目は「Performance Evaluation of Ground Source Heat Pump Using Direct Expansion Method」で、地中熱ヒートポンプの省エネルギー性をより高める試みとして、直接膨張方式地中熱ヒートポンプを用いての性能評価をまとめたもので、空気熱ヒートポンプに比べ、冷房時には3倍程度の熱交換性能を有し、ボアホール深さを従来の半分以下にできることで、経済的に有利な空調システムであることを実証しました。

 受賞した石黒さんは「ご指導頂いた先生方に心から感謝致します。今後も直接膨張方式地中熱ヒートポンプの普及促進を目指して、クリーンエネルギー分野での研究活動に励んでいきます」と述べています。