中国・北京大学幹部、学生らが本学の地中熱研究を視察

2016年5月19日 トピックス

 平成28年5月13日(金)、中国・北京大学現代日本研究センター博士第11期訪日研修団が本学へ視察に訪れ、本学が取り組む地中熱技術と地中熱設備に関する研究について研修会及び見学会を開催しました。

 再生可能エネルギーの開発・普及が求められる昨今、地上と比較的浅い地下との温度差を利用する「地中熱」研究も各地で進められていますが、地球内部のマグマに起因する「地熱」とは違い、「地中熱」利用は導入コストが高く普及が遅れています。

 こうした中、本学では独自のヒートポンプの開発など効率性の高いエネルギー利用技術研究に力を入れています。

 研修会では、豊木博泰 工学域長による歓迎挨拶の後、武田哲明 工学域教授や石黒修平 同研究員が、本学の地中熱研究の内容や成果を発表しました。また、NPO法人地中熱利用促進協会の服部 旭顧問が、地中熱利用の実例や会の普及促進活動などを説明しました。

 その後研修団は、本学の地中熱施設を見学し、教員らに熱心に質問するなど、本学の研究に高い関心をもたらしたようです。