博士課程3年の堀井辰衛さんが応用物理学会東海支部 学術講演会発表奨励賞を受賞

2016年1月25日 トピックス

 平成27年11月14日(土)、名古屋大学で開催された応用物理学会SC東海地区学術講演会2015において、大学院博士課程3年(機能材料システム工学専攻)の堀井辰衛さん(指導教員:奥崎秀典教授)が、「発表奨励賞」を受賞しました。
この賞は、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な発表を行った若手会員に与えられ、45件の発表の中から5名が受賞しました。

 発表題目「1000 S/cmを超えるPEDOT/PSSの合成と電気特性」は、世界最高の電気伝導度を有するコロイド分散型導電性高分子の合成に成功するとともに、階層構造変化から高導電化のメカニズムを解明ししたもので、研究成果のインパクト、質疑応答の内容が高い評価を受け、今回の受賞となりました。

 受賞した堀井さんは、「学生最後の年に、伝統ある応用物理学会東海支部様からこのような賞を頂き大変光栄に思います。応用物理学会様はじめ、奥崎秀典教授や共に研究に取り組んできた後輩に感謝し、これからの研究により一層精進していきたいと思います。」と話しています。