博士課程3年の古屋貴彦さんがCBMI 2015においてBest Paper Awardを受賞

2015年6月23日 トピックス

 博士課程3年の古屋貴彦さんが、平成27年6月10日(水)~12日(金)にチェコのプラハで開催された国際学会「13th International Workshop on Content-Based Multimedia Indexing (CBMI) 2015」において、同学会で発表された中で最も優秀な論文1件に与えられる「Best Paper Award(最優秀論文賞)」を受賞しました。

研究テーマ: “An Unsupervised Approach for Comparing Styles of Illustrations”
     Takahiko Furuya, Shigeru Kuriyama, and Ryutarou Ohbuchi
     山梨大学大学院博士課程3年学生 古屋貴彦さん
     豊橋技術科学大学 栗山 繁教授
     山梨大学大学院 大渕 竜太郎教授

研究概要:
 Web ページ等を作成する際に、文字フォントのスタイル等に加え、その中で用いるイラストレーションの描画スタイルを統一することは、見かけを良くするために重要なポイントです。
 この論文は、プレゼンテーションスライドやWebページで用いるイラストレーションを、内容ではなく描画のスタイルで類似比較して検索する手法について述べたものです。
 描かれた対象の形(犬か、机か)ではなく、描画スタイル(例えば、影絵風、パステルカラーの水彩画風、エッチング風の線画など)に基づいてイラストレーションの類似比較・検索を行います。
 これまでの手法と比較してより高精度かつ効率的に、描画スタイルが類似したイラストを検索できることが評価されました。

国際学会Webトップページ:http://siret.ms.mff.cuni.cz/cbmi2015/index.php?src=About

国際学会Webページ優秀論文賞発表:http://siret.ms.mff.cuni.cz/cbmi2015/index.php?src=Best

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          表彰状