文部科学省東館2階エントランスに、本学発生工学研究センターでの活動・研究成果等を展示

2017年9月6日 イベント

 平成29年9月1日(金)~10月23日(月)、文部科学省東館2階エントランス(東京都千代田区霞が関3-2-2)に、本学発生工学研究センターの活動・研究成果等を展示しています。
 これは、大学の最先端の研究・特色ある取組を展示物として紹介する企画展示です。
 なお、平成29年10月11日(水)に、旧文部科学省庁舎1階ラウンジにて、来訪者の方に直接展示物に触れてもらう「マイクロマニピュレーターの体験イベント」を開催します(参加無料、どなたでもご参加いただけます)。詳細はこちらのページをご覧ください。

【展示内容】「クローン技術及び宇宙生殖実験の紹介」
 クローンマウスを作るために必要なマイクロマニピュレーターの実物や、フリーズドライ状態のマウスの精子、宇宙ステーションで実際に保存されていた箱の展示を行います。
 世界初の体細胞クローンマウスの作成や1匹のドナーマウスから600匹以上のクローンマウスを作り出すことに成功した世界最先端のクローン技術を紹介します。このクローン技術は、再生医療や農業への貢献、さらには絶滅危惧種の保護や絶滅動物の復活への応用も期待されています。また、マウスの精子をフリーズドライにして宇宙ステーションで一定期間保存した後、地上に持ち帰り顕微鏡下で授精を行い、出生率を調査しています 。宇宙放射線の精子への影響や、無重力でも胚発生が可能なのか、パネルや動画を用いて紹介します。

【主な展示物】
 〇実物展示
  マイクロマニピュレーター、マウスのフリーズドライ精子、宇宙ステーションで保存された箱 等
 〇パネル
  顕微授精、クローン技術、宇宙生殖、マイクロマニピュレーターの紹介
 〇動画
  核移植の方法、顕微授精の方法、胚発生の様子

【紹介HP】文部科学省「情報ひろば」特別展示

【アクセス】文部科学省東館2階エントランス(東京都千代田区霞が関3-2-2)
      銀座線「虎ノ門駅」11番出口直結、千代田線「霞ヶ関駅」A13番出口徒歩5分

【開館時間】月~金曜10~18時(土曜、日曜、祝日、年末・年始は休館)※入館無料