工学部の学生が中国・四川大学主催の国際交流合宿に参加

2017年8月3日 トピックス

 工学部コンピュータ理工学科及び情報メカトロニクス工学科の学生が、本学の国際交流協定校である四川大学(中国・四川省成都市)で開催された「2017 International Students Summer Camp」に参加しました。

 この合宿は同大がグローバルな視野を持つ人材を育成する目的で実施した、テーマ別留学生キャンププログラムです。このうち平成29年7月2日(日)~12日(水)に開催された同大ソフトウェアエンジニアリング学部主催のプログラム「Sparks & Sprout」に協定校である本学も招待され、学部生及び大学院生17名が参加しました。

 最先端の研究者による計算幾何学に関する英語での集中講義、ソフトウェア開発会社の見学、研究プロジェクトに関するプレゼンテーション、四川大学の学生と本学の学生との混成グループによるデザインワークショップのほか、中国の文化・歴史に関する体験交流など多彩な内容でした。特にデザインワークショップは、郷健太郎工学部教授と木下雄一朗工学部准教授によって主催されたもので、学生間の異文化交流の過程で身の回りに存在する問題の発見を行い、解決するための未来の情報技術のアイデアをデザインしました。

 本学ではグローバル・パートナーシップの形成などにより、本学の学生に海外の研究者や学生と協働して問題解決に取り組む機会を提供することを第3期中期計画に掲げています。今回の合宿では、協定校との連携強化とともに、グローバル人材育成に向けて、学生は異文化に触れるだけでなく、国際的なチームワークを体験しました。

 また、引率した郷教授と木下准教授は同大ソフトウェアエンジニアリング学部の林 涛 教授及び研究室と研究交流を行い、ヒューマンコンピュータインタラクション、感性情報処理、機械学習応用に関する研究プロジェクトを相互に紹介して議論を行いました。